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「ニュー・ワールド」

001_5 まるでヒーリング映像のようにまったりとはじまったと思ったら、特に盛り上がりもないままそのまま終わってしまった!
映画が終わって舌打ちしそうになったのは久しぶり。その原因を考えてみましょう。

まず、「僕は君にふさわしくない」と伏せ目がちにひいてしまう繊細な役柄にコリン・ファレルはふさわしくない。そして、上澄みだけのあまりにうすい展開、浅い人物描写ではひきこまれるのは無理。話の設定上、台詞のやりとりが少なくてより一層まったり感が。
台詞が少ない分、映像はきれい。特に豊潤な水辺の映像が印象的でした。映像をひきたたせるために台詞をシンプルにしたのかな。でも残念ながら映画そのものを盛り上げる効果はなし。

でも、良かった点もあります。
ひとつはポカホンタス役の彼女(クオリアンカ・キルヒャー)。エキゾチックな雰囲気で、その目線や表情も良く、この映画の唯一の見どころです。
あと、ネイティブのコミュニティから帰ってきたスミスを迎える入植地(砦)の面々の描写。誠実で素朴な世界から一気に醜い世界へ。その対比がしっかりとでていました。中でも、スミスに現状の愚痴?をまくしたてるキッズたち。見ているこちらが痛々しく苦々しく感じるほどでした。こういうメリハリが随所にあればもう少しひきこまれたかもしれないのになぁ。どうでしょう?

「ニュー・ワールド」
http://www.thenewworld.jp/
【映画館】109シネマズMM横浜
テレンス・マリック監督
コリン・ファレル、クオリアンカ・キルヒャー、クリストファー・プラマー、クリスチャン・ベイル

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コメント

のらさんの分析はおもしろいし、映画選びの勉強になりますjね。
私は今はダヴィンチコードの映画化が楽しみです♪

投稿: こころ | 2006年5月 3日 (水) 01時43分

私もダヴィンチコード心待ちにしてます。早く観たいですよね。

投稿: のら | 2006年5月 3日 (水) 21時48分

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